forestry_image

こんにちは!
株式会社Redz代表の小安です。

企業様の販促・採用ツール制作を中心に、自社Webメディア運営なども行っています。

今回は、ニュースの見方と今後のビジョンついて。



国内の木材自給率が半世紀ぶりに4割?!


言葉だけ額面通りに受け止めると朗報のように聞こえます。

実際、「四半世紀振りの回復」と聞き、最初は喜ばしく感じました。


林野庁 参考資料 木材需給の推移等より

ですが、もう少し掘り下げてみると、朗報とはほど遠い現実に突き当たる。

Yahoo!ニュースに寄稿された森林ジャーナリスト田中淳夫氏の記事木材自給率爆上がり!その理由は途上国的木材需要にあり?を目にしたから。

簡単に言うと「建築用材の需要、輸出入の減少」「燃料材需要の増加」という点を浮き彫りにした記事でした。



木を燃やすために木を切って脱炭素??


エネルギー資源の輸入減少、バイオマス需要の増加を主因とした燃料材需要の増加が「木材自給率向上」につながったというのだ。なるほど。

林野庁 参考資料 木材需給の推移等より

田中氏いわく「燃やすために木を切って森林破壊を加速させている」と。

まさに、これでは脱炭素もへったくれもない。

脱炭素といえば太陽光パネルに象徴される再生可能エネルギーを連想します。

この太陽光も森林伐採を加速させ、さらに耐用年数や使用済みパネルの処理問題からくる将来的な産廃懸念など、すでに課題を突きつけられていますね。

おまけに「FIT(固定価格買取制度)」「発送電分離」「電力小売自由化」も当初の期待とウラハラにすでに新電力撤退の連鎖でボロボロの様相を呈しています。

そして、そのツケはすでに我々国民の負担としてのしかかっている

※参考:林野庁 参考資料 木材需給の推移等 https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kikaku/attach/pdf/210930-1.pdf



世の動向の本質を見据え、進む未来のヒントに


ニュースとニュース、情報と情報をつなげていくことで、さらに知るべき現実にたどり着く。

ニュースや情報の確度や鮮度、解像度を高めるほど、問題の本質が直視できるのだと思います

それは日々の生活の選択をするときも、政治家を選ぶときも、未来を見出すときにも必要なこと。

さてさて、今回のニュースから私たちはどんな未来のヒントを得れば良いのでしょう。

この先の社会に貢献するために取るべき具体的な一歩は。目指す方角は。

・直接エネルギーや環境に資する活動に目を向けるべき?
・エネルギーの浪費を抑制する社会・職場環境にする?
・それを実現するサービスや商品の開発?
・その開発に従事している企業のサポート?

そうやって、自分が成すべき未来との出会いを探すヒントするのも良いかもしれませんね。

本日も、感謝感謝。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です